英語を勉強している人、誰もが感じている事かもしれませんが、ビジネス英語を勉強する事は、日常で使う英会話を勉強している時のような楽しさや面白みに関して、少しかける事が多いと思います。
実際、ビジネス英語を勉強する際に、巷のノウハウでは、ビジネスニュースを読む事を勧めたり、CNN等のニュースメディアを見る事などを勉強方法として勧めていると思います。
しかし、このような学習方法だけに絞ってビジネス英語の勉強を進めていくと、徐々に学習モチベーションが下がってくる事は明白ですね。
そこでこの記事では、楽しい方法を使ったビジネス英語の勉強方法として洋画を見て学ぶ方法について解説したいと思います。
目次【本記事の内容】
ビジネス英語の勉強に洋画が役に立つに立つ理由
「ビジネス英語」とは、特に難しい英語の種類ではなく、普通の英語文法が使われています。
そういった事を考えると先ずはベーシックな英語の基礎知識が必要になってくるでしょう。
もし、しっかりとしたビジネス英語を使えるようになりたければ、まず自分が勉強したい業界の専門用語やビジネスマナー、各シチュエーションに合わせた言葉遣いを集中して勉強する必要があると思います。
業界の専門用語や、ビジネス的な硬い言い回しのフレーズは、ある程度本などの教材を通して勉強する事が出来ますが、もう少し微妙なスキル(コミュニケーションスタイルや、マナーや、マインドセット)ばかりは、実際に経験して覚える事でしかマスター出来ないと思います。
勿論、日本にいながらにして英語圏のビジネスカルチャーを経験する事は、簡単に出来る事ではありません。
ビジネス英語の勉強に役に立つ映画5選
今回紹介する洋画を見て学ぶ方法を使って勉強出来れば、比較的楽しみながらビジネス英語を勉強する事が出来ると思います。
ビジネス英語を勉強する際にお勧めの洋画TOP5を紹介したいと思います。
その1 The Social Network
ビジネス英語の勉強に役に立つ映画の1つ目はThe Social Network (ソーシャル・ネットワーク)です。
ソーシャル・ネットワーク [DVD]
ジェシー・アイゼンバー ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2011-12-21
この映画は、フェイスブック(Facebook)の誕生についての映画です。
フェイスブックは、ハーバード大学の生徒によって作られました。
現在では、世界中に知られているソーシャルネットワークである事はみなさんもご存知だと思います。
ドラマティックな映画ですが、IT関連の企業で働いている人の英語の勉強には良いと思います。
そして、この映画ではアメリカ人の起業家精神を理解する事が出来ると思います。
現在、フェイスブックは個人のネットワークだけではなく、世界のビジネス業界においても影響力を持っています。
実際に英語圏でも多くの企業が自社のフェイスブックの運営に力を入れていますよね。
その2 Gung Ho
ビジネス英語の勉強に役に立つ映画の2つ目はGung Ho (ガン・ホー)です。
マイケル・キートン (出演), ゲディ・ワタナベ (出演), ロン・ハワード (監督)
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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この映画は単純なコメディーですが、色々なカルチャーポイントの勉強になると思います。
この映画のストーリーは、アメリカのある車工場が、日本の車会社に買収されます。
日本人のマネージャーは、アメリカの工場に来て、色々な変革を試みます。
しかしアメリカ人の労働者は、日本の仕事のカルチャーになれていませんので、多くのトラブルが続出します。
しかし、結局は双方はお互いに妥協点を見つけ協力しあうようになっていきます。
自分達のカルチャーと相手のカルチャーの長所と弱点を理解出来る映画です。
「ガン・ホー」はコメディーですから、国民性のステレオタイプが出てきます。
海外でビジネスする場合に相手のビジネスカルチャーや相手のニーズ、相手の考え方を理解する事の大切さを表している映画ですね。
その3 The Secret of My Success
ビジネス英語の勉強に役に立つ映画の3つ目はThe Secret of My Success (摩天楼はバラ色に)です。
マイケル・J・フォックス (出演), ヘレン・スレイター (出演), ハーバート・ロス (監督)
ジェネオン・ユニバーサル (2012/4/13)
この映画は、1980年代のバブル期に公開された映画です。
この当時のアメリカのビジネスカルチャーを理解出来る内容です。この映画の舞台は、金融関係の会社ですので、投資や財務、M&A関係の専門用語が多く出てきます。
経済用語などのボキャブラリーを勉強している方にお勧めです。
その4 Inside Job
ビジネス英語の勉強に役に立つ映画は 4つ目はInside Job (インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実)です。
ジョージ・ソロス、 エリオット・スピッツァー、バーニー・フランク ポール・ボルカー (出演), チャールズ・ファーガソン (監督)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2012/1/25)
これは、映画ではなくドキュメンタリーです。
2000年代の世界不況の原因を調査する内容のドキュメンタリー映画です。
アメリカの金融の歴史、投資銀行の影響などの事例を紹介しています。
このドキュメンタリーは、かなり複雑な金融関係のボキャブラリーが使われていますので、ビジネス英語の上級レベルの人がターゲットになりそうです。
ビジネス英語を既に勉強している方には、とても良い教材になると思います。
その5 The Pursuit of Happiness
ビジネス英語の勉強に役に立つ映画は 5つ目はThe Pursuit of Happiness (幸せのちから)です。
ウィル・スミス (出演), タンディ・ニュートン (出演), ガブリエレ・ムッチーノ (監督)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
この映画は、アメリカ人にとって大切な考えとも言える「アメリカン・ドリーム」というコンセプトを表現している映画です。
ウィル・スミスが演じる主人公のキャラクターは、妻と別れ息子と共にホームレスの生活を余儀なくされます。
彼のビジネスは医療機器の販売です。
はじめから全く上手く行きませんが、後に株式仲買人としてインターンシップの仕事を得る事が出来ました。
厳しいインターンシップを合格する事が出来れば、彼は株式仲買人として正式に働くことが出来ますが、ホームレスとしての生活に様々な問題が起きます・・・。
この映画は、実話に基づいたストーリーです。
この映画を観ればアメリカの社会問題やアメリカ人がいつも夢見る、アメリカン・ドリームというコンセプトを理解出来るようになると思います。
また同時にアメリカの会社のカルチャーや株・金融関係の専門用語が沢山出てきますので、ストーリー以外にも、ビジネス英語のボキャブラリーの勉強にはとても良いと思います。
ビジネス英語の勉強に役に立つ映画まとめ
いかかだったでしょうか。
英語を身に付けるには洋楽を聴くのがいいと聞いたことがあるかもしれませんがそれはあまりよくないです。
音楽というのはメロディに乗せて聴くものなので普段人が話す英語とは異なるからです。
その点洋画は現地の人の話すスピードがわかったりするのでおすすめです。
また、DVDであれば、英文の字幕や日本語の字幕を見ながら見ることで何を言っているかもより明確にできます。
これから英語(特にリスニング)を勉強したい方は洋画見ながら学んでみてください。